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恋人は社長令嬢

第3章 恋愛に年の差なんて

「そっか。相手、大学生だっけ?」

瞬は 息が止まった。

「ヤダ、その年で大学生と付き合ってんの?ロリコン。」

那々香は、鼻で笑ってる。

「バカ。これでも瞬は、本気なんだぞ。例え、若い子にしか相手にされてなくても、いいじゃないか。」


言えません。

本当は、高校生だったなんて……


「やればいいじゃない。双方の合意の上での行為は、お咎め無しよ。」

「うるさいな。やれるもんだったら、とっくにやってるよ。」

瞬はそう言って、気づいた。


一回はしてるんだっけ。

いや、あれは回数に入れられない。


「そうだよな。あまりの可愛さに、手も出せなかったんだもんな、瞬。」

「うわっ!それでも男なの!」


類は友を呼ぶって、言うけれど。

決して同じ類には、思われたくない。

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