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終焉告げる金色の蝶と死想の少女

第1章 死に魅入られた者

この世に生を受けたから、生きなければいけない。


でもそれは。



――誰が決めたこと?




少女は死に対して、美しい幻想を抱いていた。生まれながらにして“死”を心から愛し、成長する事にそれは、深く深く根づいてゆく。


深夜。少女はネットの海を彷徨い歩く、都市伝説などの噂を収集するために。


いつものようにパソコンに向かい、淡々と読み流す。それはさながら儀式のようで、もうルーティンになりつつある。



そして少女は、ある都市伝説にたどり着く。


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