ぴぃーち
第1章 ★出会いは突然に!
~鈴side~
はあ…。いつもの合コンより楽しくない…。
潤晴の事ばっかり考えちゃう。
智碁さんがさっきから話しかけてくれるけど、智碁さんの第一印象はチャラいだった。
ほんとにチャラいかも…。
「なぁ、鈴ちゃん。
マジで。俺と付き合わない?
鈴ちゃん可愛いし、優しいし…
俺むっちゃタイプ何だよな♪」
あたし、チャラい人苦手何だよな…。
「智碁さんは、彼女いるんでしょ?
二股はダメですよ…」
智碁さんが顔を近づけてきた。
「彼女いないよ…?
鈴ちゃんも彼氏いないんでしょ?」
どんどん近づいてくる智碁の顔。
やだ…
怖いよ…
梓達は楽しく喋っていて気づかない。
『止めて…智碁さん』
智碁さんの顔が後ちょっとの時…
「鈴!!!」
『潤晴!?』
潤晴がやってきた。