👿サディステック👼エンジェル
第8章 バレた!?
マジで――――…むかつく…
だが、俺は笑顔で先生に「先生モテモテですね」と、返す。
「///へへへ?そうかな?でも、好きな人には――――…モテ無いんだよねぇ~?」
上目遣いで俺を見つめ照れた顔で頬を押さえる――――この女の顔に一発パンチをお見舞いしたいが……グッとこらえやめておく。
確かに――――引っ越してから…学校とアパートの往復で…ここの地理には疎い。
だらだらと歩いていると――――…
当たり前のように先生は俺の隣を歩き近場の携帯会社に道案内をしはじめた。
――――今度の土曜日に辻山先生と行くから…余計なお世話なのに…
と、思いながら――――断るタイミングを失い携帯会社目の前の交差点まで来てしまった。