👿サディステック👼エンジェル
第3章 奇跡?いや――――運命だ!
とは、言うものの――――あからさまに「もう、お前はなんなの!」とか、学校で言えるわけもなく…。
悶々とした――――微妙な気持ちを隠しながら、俺はホームルームの終了と共に教室を出る。
と――――ピロン♪と、着信…
「やべ――――マナーモードにするの忘れてた!ったく手伝ってる誰だよ…」
✉️桃:おはよう。会いたかった。ホームルーム集中してなかったね。それに、俺のこと見すぎ――――バレちゃうよ?
「ブフゥ――――!」
内容を見て盛大に吹いてしまった!
ヤバい!と、すぐにスマホをポケットにしまうと…後ろを振り向き――――廊下から教室を見る!
ちょうど――――視線の先に矢先 桃李がスマホでメールを打っている姿があった!
「――――あの…野郎…」