👿サディステック👼エンジェル
第3章 奇跡?いや――――運命だ!
すでに、資料室には俺と矢先の二人っきりで――――矢先 桃李の目が少しギラついていた…。
「――――会いたいって…言ったよね?俺…」
「は?///ちょっ…な…矢先?」
少し俺を睨み…低い声で“会いたい”って言葉を囁く――――…
――――え…え?こ、怖いんですけど?
「あ…会いたいって……メールだろ?それに朝…会ったじゃんか!」
すると、不機嫌そうな矢先は俺の手を引いて――――プライベートスペースに入った!
もちろん…施錠も忘れず…
「///ちょ…な、なんで――――不機嫌?」
「俺は――――会いたいって…メールした…会いたかった…悠(ゆう)に……、なのに、おおっぴらに会えないから…スッゲェ我慢して…我慢して……何度もここに来たのに…いないし!食堂ならって――――行ったら……浮気してるし!」
――――は?う、浮気!?
誰が?誰と!?