👿サディステック👼エンジェル
第6章 一人の部屋
物音に気がついた両親が俺の部屋に入ってきた時には――――…
俺は無惨な状態だった。
ベッドに全裸で縛られ…口はガムテープで塞がれ…抵抗出来ない状態で――――姉に股がられ…挿入されたあげく…腰をふられていたのだから。
姉は狂ったように腰を自ら振り――――俺を愛していると連呼し…全裸で騎乗の体勢で両親の目の前で――――イキ乱れた。
姉が絶頂している時――――俺は酸欠で死にかけていた…
涙と鼻水…ガムテープで呼吸気管が塞がれ…朦朧としていた。
顔は殴られ…腫れていたし――――…壊れた人形のようだったに違いない。
そんな二人を見た母は絶句し…その場に崩れ…
父は――――近くにあった布団で娘を包み――――俺から引き剥がした!
「ちょっ!なにするのよ!まだ桃李がイッてないじゃい!私たちは愛し合ってるの!見て!桃李ぺニス――――ギンギンよ!私の中で爆発させたいと!かわいそうだわ!それに、私は桃李の子が欲しいの!ダメよ!今終わらせたら!桃李の子が!子を!!!」
父は――――姉さんの叫びに「京子(きょうこ)!お前は――――なんということを!」と、怒鳴りつけていた。
俺は、息苦しさが限界を突破し――――…意識を失った。
気がついた時には…
俺は病院にいた。