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主治医との結婚生活

第5章 結婚生活

結婚生活をスタートさせたのは
私が26歳 奏真さんが33歳の時。


大学病院の勤務はとてもやり甲斐を感じていた
けれど、体力と精神の限界を感じて、泣く泣く
転職することを決意した。

「それなら結婚でもしちゃう?」
奏真さんにサラリと言われて…
完全に冗談だと思っていた。

けど…

奏真さんは婚約した気になっていたし(笑)
奏真さんの私生活は確かに心配ではあった。

それに 大好きな人と ずっと一緒に暮らせる
というのは嬉しい事だった。


大学病院で働く 奏真先生は…
冷静、沈着。 誰よりも頼もしくて…
私に対しては ちょっと口煩いお父さんみたいに
医療人としての心構えを注意してくる。


でも プライベートの奏真さんは…
ちょっと鈍感で、たまに無知。
私の方が年上みたいに、奏真さんをリードする事も
多い。
それに… すごく甘えてくる。 

最初は意外で ちょっと驚いた。
でも 嫌じゃなかった。

私は母子家庭で育ったせいか、甘えるのが下手だし
頑固だから…

柔らかく 解してくれる
奏真さんの存在は 有り難かった。



「明花ちゃ〜ん♡ ただいま〜♡」
仕事から帰って来た奏真さんは、ぎゅっと私に
抱きついてきて、チュッチュとキスをする。

それが最初の内は慣れなくて…
照れて 固まっていた。

でもひと度 
「明花…」と 奏真さんが呼び捨てにしだすと…

不思議と私は 奏真さんの 言いなりに…
従順に奏真さんの願いに応えてみたくなる。

この日も…
真っ昼間 
太陽が明るく差し込む リビングで
私は奏真さんに望まれて服を脱ぐ。

「明花…」
そう言われて 妖艶に微笑まれると…

奏真さんの視線に操られる様に 服を 落とす。
下着姿になると…

「可愛い明花…。 おいで?」

ソファーに座り、手を広げる奏真さんに駆け寄って
抱きつく。

「…恥ずかしい ょ…」
奏真さんの胸に顔を埋める。

明るくて… 隠せない …
耳まで赤くなって 奏真さんの腕の中で震える。

宥める様に髪を撫でられ 
気持ち良く感じている所に、

奏真さんのもう片方の手の指が、つう…っと
背中を走って 私は思わず仰け反った。

奏真さんは私の胸に顔を埋めてきながら、

ショーツの上から両方のお尻を揉んでくる。

そのまま 誘導されて
奏真さんの膝の上に対面になって座らされる。


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