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主治医との結婚生活

第8章 絆の深まりの先…

最早 立っているのも 限界だった。

足がふるふると震える。

配送屋さんが離れると 

奏真さんは私を全てから開放して、
崩れ落ちないように抱きしめてくれる。

「ふふっ。 よく我慢したね。」

くったりと奏真さんの胸に凭れる私に
満足そうな 笑顔を向ける。

それからグッと抱き抱えられて、
玄関すぐの廊下に、おろされた。

そのまま奏真さんは私の肩を押して倒し、
両膝を抱えると一気に貫いてきた。

「あ…っ!」 

貫かれた瞬間、目がチカチカした。

奏真さんが 両手をそれぞれ握ってきて、
私を床に留めると、 激しい律動が始まった。

律動に合わせて 私も甘い声が漏れる。

「今日は 明花ちゃんを汚してみようかな?」

程なくして

奏真さんのモノから吹き出した白い液は

ボタボタと私に降り掛かってきた。

髪に… 顔に… 首に… 服に…

私を 汚した…

私は頬についた白い液を 指で掬って 舐めた。


娘が生まれてからは
娘が 中心で…
こんな… ドキドキした 触れ合いは 
久しぶりだった。

奏真さんの事も いつの間にか
パパだと 思ってたけど…

私の愛する 大好きな人だ…


大好きな人が 私の為に 生み出したモノを
舌を出して 味わう。

奏真さんがその様子を見つめていたから 
私は ニコッと微笑んだ。

「すごく エロい…!」

奏真さん が喜んでくれたから 嬉しくなる。


ああ… この感じ…
娘が 生まれる前は 奏真さんが 中心だったのに…


「大好きだよ。明花ちゃん。
たまには 僕だけのものに なって…。」

奏真さんに 抱きしめられて 幸せを 感じる。

「…寂しかった ですか?」

心配になって 質問する。

「ふふっ。 少し…
でも… 明花ちゃんが ママを頑張ってるから
言えなかったけど… 限界!(笑)」


奏真さんの 泣きそうな 笑顔に ドキッとした。

「私が 愛しているのは 奏真先生だけです。
先生が 必要と 判断される時は…
どうか 治療を施して下さい。」

私の言葉に 奏真さんは 驚いて
顔を 覗き込んでくる。

「先生の判断は いつも 正しい。
先生の治療は 絶対です…。」

私の 言葉に
奏真さんは 口角を 上げた。

「明花ちゃんは 本当に 良い子だね。」


手を絡めて キスをした。



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