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主治医との結婚生活

第12章 奏真の嫉妬

「そんなんじゃ 満たされない。 明花。」

明花ちゃんの後頭部を押さえて
自分から 口内を 侵しにいく。

驚いて 怯む 明花ちゃんに 構わずに 
僕はどんどんと服を脱がして 露出した肌に
口づけていく。

「あ…っ や…ぁ 奏真っ さ…」

抵抗する明花ちゃんを 組み敷き見下ろす。

「煽ったのは 明花だよ? 声が枯れるくらい 
啼かせて あげるよ…」

その言葉を合図に 僕は明花ちゃんを攻め立てた。

自分の感情のままに
明花ちゃんのペースを考えずに 抱いたのは 
初めてだった。

でも 意外と…

明花ちゃんは 嫌がるというより 
どんどんと僕に溺れていくから 
その様が 愛しくて…

叫ぶ様に啼く 甘い声も 
ぴくぴくと跳ねる体も

「…奏真っ さ…ん」
うわ言の様に 僕を呼んで
必死でしがみついてくる姿とか…
可愛くて  夢中になる…

こんな 明花を見られるのは 僕だけだ!って
体に 沢山のマーキングを残した。

気がついたら 明花ちゃんは 
散々 僕に攻められて くったりとしてしまった。

しまった…! やり過ぎた…!

慌てて明花ちゃんの様子を確認する。
明花ちゃんは… 寝ていた。

「…ごめん。明花ちゃん…」


無理させて 申し訳ないけど…
後悔はしてない。

「はぁ…。 可愛過ぎ…! 絶対に離せないよ…」

寝ている明花ちゃんにキスをしてから 
明花ちゃんを眺める。

白い肌に 痛々しく見える程 残る 
沢山の 独占欲の 刻印。

明花ちゃんの 肌と 頬は 赤く 染まって…
唾液で濡れた 唇と胸。

明花ちゃんの 下の割れ目から トロリと 流れ出る  僕が放った 満ち足りた証…

この体は 僕の全てを 受け入れてくれる…

どこに 触れても 
甘い  魅惑の果実の様…

「僕だけのモノだよ。」

僕の前で 全てを 晒け出して 
無防備に眠る 明花ちゃんを 
目に焼き付ける様に 散々眺めてから 
風邪を引かないように と 服を着せてあげる。

それから 明花ちゃんを抱きしめる。

明花ちゃんの温もりを感じながら
明花ちゃんの匂いに包まれる…


全く… 明ちゃんには参るよ。
僕は 完全に 中毒だ…

19歳の夏から 僕の心は 明ちゃんに 
捕らわれてしまった。

お兄ちゃんの 完敗 …。

だから 最期まで 責任をとってね? 

明花ちゃん…

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