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主治医との結婚生活

第26章 突然の 電話

眉毛を下げて 困った顔をする。

「まぁ 嬉しい♡
小学生の頃の 明ちゃんが聞いたら 
泣いちゃうよ…!(笑)」

そう言いながら

あ… れ? 
変な 冷や汗が…  ?



不意に 奏真さんが 私を抱き上げた。

突然の お姫様抱っこに慌てる。

「奏真さん?!」

焦ったものの…  
くら…っ と 目眩を覚える。


「大人しくしてて? 
明花ちゃんは この炎天下で 
今、軽い 脱水症状だよ。
体温の調整が上手く出来ていないみたい
だから…。」


私は 奏真さんの 言葉を聞きながら
視界が狭くなっていって 

意識が 途切れた…。


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