
孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す
第14章 自慰
「先生、昨日の授業で質問があります」
翌日の御藤先生の授業で、私は机にノートを置き、斜め横に座る先生に向かって椅子をくるっと回した。
「女の子に敬意を払う男性は、女の子と性交をしないと言うことですか」
「ちがうよ。どうしても大切な人を誰よりも身近に感じたい、肌のぬくもりを互いに伝え合いたいと言う欲求は、男性にも女性にも起きる。人は人を愛することができるから」
私はおじさまと自分のことを思った。
どうしても大切な人を誰よりも身近に感じたい、という言葉は、深く理解できた。だとすればこの先、おじさまとの間に性交という行為が起きるのだろうか、なとど考えた。
「それでも彼女を大切に思うのなら、彼女の意志をきちんと確認したうえで、彼女が望むように触れ合う。女の子も好きな人と触れ合いたいと思うときはもちろんある。ただ、子供を産むことを望んでいるわけではない。そういう場合はしっかりと避妊をするんだ。避妊っていうのは、正しくコンドームを装着すること。そうすることで、女の子の尊厳を失わず、彼女に愛情を伝えることができる。そうやって人間は生殖活動をコントロールしているんだ」
「コンドームって、なんですか」
「それはね、男性器に装着するゴムのカバーのようなもので、そのなかに射精することで、女性の体に精子が入るのを防ぐものだよ。正しく使えば避妊ができる」
「どんなものですか?見てみたい」
「困ったな」
「コンドームはどこにあるんですか」
「ドラッグストアやコンビニで買えるよ」
「じゃあ、セックスする日に男の人は買って着けておくんですね」
「着けておく…というのはちょっとちがうな…持ち物の中に常備しておく場合が多い。そして挿入の直前に装着するんだ」
「好きな人と会うときに最初からつけておけばいいのに」
「勃起していないと装着できないんだ」
「勃起」
「頼むよ、それは外では口にしないでくれ」
「先生は持ち物の中に常備していますか」
「ああ、じゃあ見せよう。これだよ」
先生は、荷物から黒いポーチを出し、リップスティックやミント缶を指でどけながら薄くて小さなフィルムの包みを取りだした。
中にはピンク色のリングが入っていた。
「こんな丸くて薄いものでカバーできるんですか」
翌日の御藤先生の授業で、私は机にノートを置き、斜め横に座る先生に向かって椅子をくるっと回した。
「女の子に敬意を払う男性は、女の子と性交をしないと言うことですか」
「ちがうよ。どうしても大切な人を誰よりも身近に感じたい、肌のぬくもりを互いに伝え合いたいと言う欲求は、男性にも女性にも起きる。人は人を愛することができるから」
私はおじさまと自分のことを思った。
どうしても大切な人を誰よりも身近に感じたい、という言葉は、深く理解できた。だとすればこの先、おじさまとの間に性交という行為が起きるのだろうか、なとど考えた。
「それでも彼女を大切に思うのなら、彼女の意志をきちんと確認したうえで、彼女が望むように触れ合う。女の子も好きな人と触れ合いたいと思うときはもちろんある。ただ、子供を産むことを望んでいるわけではない。そういう場合はしっかりと避妊をするんだ。避妊っていうのは、正しくコンドームを装着すること。そうすることで、女の子の尊厳を失わず、彼女に愛情を伝えることができる。そうやって人間は生殖活動をコントロールしているんだ」
「コンドームって、なんですか」
「それはね、男性器に装着するゴムのカバーのようなもので、そのなかに射精することで、女性の体に精子が入るのを防ぐものだよ。正しく使えば避妊ができる」
「どんなものですか?見てみたい」
「困ったな」
「コンドームはどこにあるんですか」
「ドラッグストアやコンビニで買えるよ」
「じゃあ、セックスする日に男の人は買って着けておくんですね」
「着けておく…というのはちょっとちがうな…持ち物の中に常備しておく場合が多い。そして挿入の直前に装着するんだ」
「好きな人と会うときに最初からつけておけばいいのに」
「勃起していないと装着できないんだ」
「勃起」
「頼むよ、それは外では口にしないでくれ」
「先生は持ち物の中に常備していますか」
「ああ、じゃあ見せよう。これだよ」
先生は、荷物から黒いポーチを出し、リップスティックやミント缶を指でどけながら薄くて小さなフィルムの包みを取りだした。
中にはピンク色のリングが入っていた。
「こんな丸くて薄いものでカバーできるんですか」
