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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第24章 同級生・2

「見たの…?美晴。親友よ」

「親友なんだ。黎佳ちゃんは親友とあんなことするんだ。エッチだね。妬けるよ。あんなの見せられたら、僕だって抑えられなくなるよ…」

漣くんの手が私の乳房を包み込みやわらかく揉む。

「大丈夫。僕に任せてくれれば。大事にするから、優しく、気持ちよくしてあげるから」

唇や耳たぶを優しく吸われるうち、もうろうとし始めた。

「そろそろ迎えが来る。僕のうちに寄っていって」



図書館のある公園の出口にクラウンが停まっている。

私は漣君に手を引かれて車に乗り込んだ。冷たい黒い革張りの座席に並んで座ると、すぐさま漣くんは唇を重ねてくる。

「まって、運転手さんが」

「大丈夫。あの人は黙ってくれてるから」

漣くんは角度を変えながら甘く唇をついばみ、私のスカートをめくりあげ、ショーツの上から股間のふくらみを撫でた。

その優しい撫で方で私の割れ目から蜜がじわっと滲んだ。

「漣く…」

漣くんの指先の力が強くなる。

溝に指先を沈みこませ、花蕾を探り当てると小さな動物をかわいがるかのように細かい動きで愛撫する。

「黎佳ちゃんは、こういうの初めて?」

「いいえ…漣くんは?」

「正直なところ、しょっちゅうしているよ」

「彼女がいるの?」

「いるわけないよ。いたら黎佳ちゃんにこんなふうにしないよ」

「じゃあ、誰と?」

「家庭教師だよ。おばさんさ。でもすごくきれいで、優しい人だ」

「そうなんだ…」

私は御藤先生を思った。

「私も家庭教師の先生と…先生が好きだった」

「今は?」

「もう辞めちゃったの」

「それは寂しいね。けど僕は君の寂しさを埋めてあげるつもりはないよ。もう完全に忘れて、僕だけを見て」

「漣くんだけを?」

「そうだよ」

不意におじさまの顔が浮かび、私はかすかに視線を逸らした。

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