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いつかの君に感謝を

第3章 囚われた心



誰にでも明るく接することは周りの評判はいいかもしれない。



だけど誰にでも明るく接することはとても疲れる




現に芽衣は疲れやストレスを私にぶつけてくる




人は人のために生きるものじゃない。結局は自分のため。




まぁ今さら私が人生について考えても意味がない




どうせあと少しで死ぬんだから



芽衣に言われた言葉



「お前なんのために生きてるの」




私だって分からない。



芽衣の望み通り私も早く死にたい




発作が起きる度に思う。やっと死ねるって………




でもいつも気づくと白い壁に囲まれ、九条先生がいる。





もう楽にして欲しいのに……





あの人はいつも私を助けてくる。それがあの人の仕事だから






私は助けてなんて望んでないのに……





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