いつかの君に感謝を
第2章 悪夢と葛藤
またこの夢。発作を起こした時に必ず見る悪夢
そしていつも気がついたら無数のチューブと真っ白な壁に囲まれている
周りからは規則正しい心電図の音が聞こえる
私の記憶が正しければ雪が降る朝、母が体調が悪い私にしつこく学校を休むように言ってきたが無視してご飯も食べず薬も飲まずに家を出た
少し苛立っていたため通り道にある公園によってブランコに乗り風を感じた
そして発作を起こした
我ながらバカだと思う。
体調が悪くて雪が降って風が冷たい朝にブランコに乗るだなんて。しかも薬も飲まずに