テキストサイズ

いつかの君に感謝を

第4章 心の揺らぎ

翌朝

俺は7時頃に病院へ行った


挨拶をすませ、ICUへと向かった。


ほかの俺の担当患者を見たあと、最後に舞の所へと行った


まだ舞は目を覚ましていなかった



昨日の座薬が効いたか、確認するために体温計をそーっと差し込み体温を測った



ピピッ



体温計に表示されたのは37.7℃だった


熱下がってくれたな、良かった


まだ眠っているから、目が覚めてから診察しようかな。
時間によっては心エコーも一緒にするか


そして俺はICUを出て、普通の病室にいる患者さんの元へと回診や、検査をしに行った





ふぅー、疲れた






今何時だろ……えっもう10時!?



正確には10時12分といったところかな



そろそろ舞起きたかな?看護師に舞が起きたら連絡してって言っておいたから連絡が来るはずなんだけどな



プルルル



ほら来た



玲央「はい、わかりました。ありがとうございます」



舞が目を覚ましたらしい



確か、心エコー10時30分からだからそのまま連れて行くか



心エコー検査だけならベットの上でもできるが、急遽心臓カテーテル検査も追加した



だから移動しなければならない



舞のベットの近くへ行くとカーテンはしまっていたが、前川くんが舞に何か言っているのが聞こえる



お取り込み中だったかな?笑

ストーリーメニュー

TOPTOPへ