テキストサイズ

My life

第23章 栄養剤治療

「おはよ〜、起こしてごめんね〜。起きたばっかりで嫌だと思うけどお腹のご飯しようね〜」



やっぱりね……




私の嫌な予感はいつも当たる




でももうお昼か…。



ちょっと寝すぎたかな



お腹のご飯って今から栄養剤入れるの?



はぁ……寝起き早々最悪なんだけど笑



「嫌そうだね〜笑、そんな嫌そうな顔しないで嫌なことは早く終わらせるよ〜!」



そう言って湊先生は美桜の返事を待たずに美桜をベットから抱き上げて処置用のベットに移した



「小さい頃からたくさんしてるからわかると思うけどリラックスだよ〜!
下着とかパジャマ自分で脱げるなら脱いでね〜」



小さい頃からしてるけど本当にこの治療嫌い……



お腹に入れるカテーテルは太くて痛いし、お腹の中に入ってくる液体が気持ち悪い感じがする。なにより排便欲求の並に耐えることが1番辛い



先生の前で自分から下着脱ぐとか恥ずかしすぎて絶対できない……



お父さんとお母さんに助けてほしいのに部屋の奥に2人で行っちゃったから湊先生しかいない。



「みお〜先生が準備手伝ってあげるね〜」



そうして湊先生が下着などを下ろして、私の膝を曲げさせタオルをかけてくれた


「みお〜、そろそろ始めるからリラックスしててね〜」



美桜の目は涙で潤っていた


「せ、せんせ…まって」


美桜は弱々しい声で言った


湊先生は私の顔を覗いた


「どうしたの〜?そんなに泣きそうな顔にならないで大丈夫だよ〜?笑、いつもと同じだからね?」



湊先生は頭を撫でてくれた



ストーリーメニュー

TOPTOPへ