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My life

第23章 栄養剤治療

湊side

寝起き早々最悪だよな……苦笑



美桜はずっと黙ってるが、顔は泣きそうでやりたくないオーラが半端ない笑




そろそろ始めるよと言うとまってと言い始めた



怖くなってきたかな?



「どうしたの〜?」



「ま、まって……まだ心の準備が……」


寝起き早々だからまだ準備できてないよな。でも美桜はこのあとも予定が入っているからあまり待ってあげることは出来ない。待っていても恐怖心だけが増えていくだけだと俺の経験上からは思うな



「じゃ〜10秒だけ待っててあげる。10経ったら頑張るよ〜」


美桜は短いと首を横に振っている。ここはちょっと可哀想だけで心を鬼にして言う


「10秒は嫌なの?10秒が嫌なら先生待たずに今始めるよ?先生はどっちかしかできないからね。美桜はどっちにするの?」


美桜は目に涙をいっぱいにためて首を横に振った


「じゃ先生待たずに今から始めるよ?」


美桜は涙を零しながら首を横に振って言った


「……まっ…ヒクッ…て……10秒ヒクッ……」



「わかったよ、先生が数えておくからその間に気持ちの整理するんだよ」


湊は美桜を抱き上げ、椅子に座っている自分の膝の上に乗せて、背中をポンポンとし抱っこした



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