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そうして2時間みおは我慢した


「みお〜よく頑張ったね！プラグはもう少し入れとくよ〜」


そう言って湊先生は部屋から出ていった


するとお父さんとお母さんが近くに来てくれた


「みお〜頑張ったね〜」


「ﾋｸｯ近くに来て欲しかった！泣」


「ごめんね〜」

悠斗は泣いている美桜の頭を撫でた後抱っこした




しばらくすると誰かが中に入ってきた



トントン



｢泣いている子は誰かな〜？笑」


樹先生の声だ


美桜は樹先生の声が聞こえると悠斗に抱きつく力が強くなった



「樹〜久しぶり！美桜〜大丈夫だよ」


「美桜のお迎えに来ました〜」


美桜は悠斗に抱きついた


「みお〜頑張っておいで。お父さんも美優もここで待ってるから。樹〜みおの事よろしくな〜」



長引かせてもみおの恐怖心を煽るだけだったため悠斗は早く樹にみおを渡した


「みお〜久しぶり」


樹は悠斗から美桜を受け取って抱っこして声をかけた


「………………」


美桜は樹の顔と反対の方向を向いて樹の腕の中から離れようとしていた


「おっとと、危ないから暴れないよ〜！先生美桜にすごく嫌われたかな〜？笑、今回は体調結構崩したらしいね。
頑張って一緒に治そうね〜！」


樹は半分落ちかけていた美桜を抱き直し、声をかけた。美桜の目からは溜まっていた涙がこぼれた。



樹は美桜の頭をポンポンとしてトレーニングルームに連れて行った