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My life

第25章 トレーニング治療

美桜の部屋に行くとさっきまで泣いていたが片寄のおかげで泣き止んでいた


「そろそろ始めるよ〜」


美桜は樹を見ると首を横に振ってまた泣き始めた


「泣かなくて大丈夫!ちょっと頑張ろうね〜」

片寄は泣いている美桜の頭を優しく撫でてなんとか説得しようとしているが、樹はお構い無しに準備を進めて行った。


「今から注射するから痛いと思うけど動かないでよ〜、危ないからね〜じゃあ行くよ〜」


樹は肛門を消毒して片寄と目を合わせた。美桜は消毒と緊張感のある空気で体全身に力を入れた。


「少し強く抑えるけどごめんね〜」

片寄がそう言うと樹が針を刺した


チクッ


「ビクッ∑イッいたい!ッーーんッ」


美桜は針が刺されるとビクッと動こうとしたが片寄の固定により動くことは出来なかった。美桜は針が体を貫通するような痛みが走った。敏感なところに針を刺すから痛みも強い


「薬入れるから動かないよ〜」


樹はそう言って薬を入れた



「ッーーーー!んっイッヒクッいたい〜ヒクッいやあだぁぁヒクッ泣」


美桜はベットのシーツを握りしめ痛みに耐えた。


「頑張れ〜あともう少しだからね〜」


片寄が優しく声をかけた


「はい終わり!もう終わったから楽にしててね〜」


樹がそういうと片寄も固定を辞めた。そして樹は注射器を抜き肛門周りをマッサージした



「ヒクッ痛いからヒクッ触らないでよぉヒクッ…ヒクッ」

美桜は泣きながら樹におねがいをした。


「注射したとこもんでおかないとあとで痛くなるからそのお願いは聞けないよ」


「みお〜頑張ったね〜!もう少し頑張ろうね〜」


そして美桜は泣きながら痛みに耐えていた

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