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My life

第30章 治療の始まり

樹side

樹はタブレットで5分ごとに美桜の様子を見ていた。みおは比較的に5分経つと弱い刺激には慣れてくる



そして刺激のレベルを5段階中の3段階まで上げ、波は3段階中1段階めにした



他の子の診察を終え、時計を見るとみおの部屋を出て20分近く経っていた



思ったより早く終わったな。そろそろ美桜の部屋に行くか



そして、樹はみおの部屋に行き、次はそばにいると言って波の段階を上げた


「いやぁぁぁヒクッ…もう終わりヒクッ泣」


やっぱり久しぶりでいきなりこの強さで波はキツかったかな、、、?


美桜はとうとう泣き始めてしまった


「嫌だね〜、大丈夫だよ〜!頑張れ〜!」


「うッヒクッ…いゃぁ…んッハァ」


美桜は刺激から逃れようと腰をうかしたりクネクネさせたりしたが、しっかりと固定されていたため動くことが出来なかった



そして美桜が治療を始めて1時間30分経った



「みお〜そろそろオシッコ出してみよっか?
まずは自分の力で頑張ってみようね〜」


「ハァもうヒクッ…んッいや泣」


「嫌じゃないの。頑張るよ」


美桜はいやいやモードに入ったら説得してもダメだし、優しくするとさらに嫌って言い始めるから心を鬼にして厳しくしないといけない



「ヒクッぃいや…ヒクッうッヒクッ」



「今から電気流すの止めて一旦機械抜くよ」


樹は電源を切って機械を抜いた




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