My life
第33章 お昼の治療①
「みお〜?明日先生朝とお昼は外来の治療に行かないといけないからほかの先生でも大丈夫?
夜は先生が治療するから安心してね〜」
「えっ……」
樹先生が私の隣に座る時ってあんまりいい事ないから嫌な予感してたけど、樹先生以外は絶対に嫌……
みおは不安でいっぱいな顔をして樹の方を見た
「そんなに不安そうな顔しないでよ〜笑、大丈夫だから!!」
「………………」
みおは下を向いた
私が知ってる先生??
あんな姿ほかの先生に見られたくない。
「治療と言っても、先生がいない時は電気の治療はしないよ?
電気の治療を朝と昼にやらない代わりに朝起きてから3時間おきに蒼と拓海が排尿させに来るよ〜。
あとは、湊に診察前に筋弛緩剤の座薬を入れてもらって、注射するだけだよ〜!
ほら!心配することはないでしょ〜?」
1番恐れていたのは電気の治療をされている所を見られることだったからまだマシだけど……
「はぁ……嫌なものは嫌なの」
「こらこら笑、わがまま言わないの!笑
これはもう決まったことだから明日頑張るんだよ!夜はちゃんと先生がいつも通りに治療するからね〜」
「べ、別に治療しなくて大丈夫……」
「大丈夫じゃないから苦笑
じゃあそろそろ2時になるからお部屋帰るよ〜みおは自分で歩いて帰る?先生抱っこしよっか?笑」
樹は意地悪そうな笑みで言った
「それくらい歩けるからいい」
みおは少し怒った感じで樹に言ってベットから降りた
「ほらほら笑、そんなに怒らないの苦笑」
樹はそう言いながら部屋を出て、自分の部屋に帰ろうとするみおの後ろを見守るようについて行った
そして部屋に着くとみおはすぐベットに入り、樹は湊に終わったよと挨拶をして自分の医局へ帰って行った