
My life
第34章 双子ちゃんとお姉ちゃん
トントン
悠斗が部屋に入ってきた
「パパおかえり〜」
悠斗が見えると悠和はすぐにベットから降りて悠斗の所へ行って抱っこしてもらっていた
優和はさっきのこともあり、ベットの上にいた
美桜と悠和はパパっ子であり、優和はママっ子だ
悠斗は悠和を抱っこしたままみんなの方へ行った
「そろそろはるとゆあは診察の時間だから行くよ〜」
「2人とも今日診察する日だったの?」
美桜は悠斗に聞いた
「うん、はるもゆあも留学先での検査記録だけじゃなくてこっちでの検査記録も早いうちに欲しかったから今日検査するよ〜」
「じゃ〜浅川先生も、もういるの?」
「浅川は、今書類の整理とか学校関係の報告書とかで忙しいから来週まで休みで来ないよ〜」
浅川先生大変そうだな〜
「へぇ〜、じゃあ今日誰が2人のこと診るの?」
「あ〜、それはすぐにわかるよ〜」
悠斗がそう言うとすぐにドアがノックされる音が聞こえた
トントン
そして湊が入ってきた
「こんにちは〜、はるくんもゆあちゃんもお久しぶり〜、美桜もおはよう〜」
湊が手を振りながら笑顔で挨拶をした
湊先生が2人のこと診察するの?
そして後ろから潤くんがワゴンを押しながら来た
そこにはこれからの診察で使うであろうものがたくさん乗っていた
今5時ぐらいで、そろそろ回診の時間。そこに湊先生が2人の診察に来たってことはそのまま私の診察までされるよね……
絶対はるとゆあの前では診察されたくないな……
そんなことを考えていると話を聞いていたゆあが私に抱きついてきた
「大丈夫だよ〜」
悠斗に抱っこされているはるも、潤が持ってきたカートに乗っている道具を見て悠斗の胸に顔を押し当てるように抱きついた
悠斗は、悠和の背中をポンポンとした
「潤も来たし、みんな勘づいて来たみたいだから早く終わらせようね〜!」
