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My life

第4章 入院

みおの部屋に着いた。特別室なだけに本当に広い。



とりあえずみおをベットに寝かせた。



この部屋はいつもみおが入院中に過ごす大きめのふかふかのベットと、間を挟んで隣に処置用の普通の部屋のベットが置いてある。




他にもソファーやテーブル、テレビ、お風呂、キッチン応接室まで置いてあり悠斗と私はこの部屋に泊まって普段の生活をすることが出来るぐらい整っている。





小さい頃は嫌な治療の時に親と一緒にいると甘えたりして治療させて貰えなかったり、嫌なことされてるのに親が助けてくれないって子どもに思わせたくない。



だから治療が一旦区切りのいいところまで親に合わせず、治療が終わったら何日間か治療はお休みして親との時間を過ごしてもらう。




可哀想だが親は子どもにとって甘えられる存在であって欲しいというのが病院の方針だ。




それにこの病院は看護が充実していて保護者たちからの信頼も厚い。



小学校5・6年になると子どものメンタルも成長して色々と理解できる年頃になるので面会制限はない。




しかし、面会時間は朝の9時から夜の8時までと決まっている。




そして、小さい子が親との時間を過ごす数日間と小学5・6年生以上の子たちがメンタルがすごく弱っている時以外は基本病院に泊まることは出来ない。




美桜が起きるまでの間、私と悠斗は入院の手続きをしたり、悠斗の親御さんに連絡をしたり、雑談などをしていた。



気づけば30分以上時間は経ってい、点滴も終わっていた。




そして、美桜も目覚めそうだ。




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