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美桜side



ん……なにか話し声が聞こえる



目を開けてみると白い天上……



私入院したのか……。



家に帰りたいな



ガサガサと横から音が聞こえる。横を向いてみるとパパが点滴を見ていてママが隣の椅子に座っていた。




私が横を向くと直ぐにママが声をかけた。



「美桜〜､おはよう。体調はどう？」いつもの優しい声だ。



「おはよう。もう大丈夫だよ。ねぇ…まま


お家帰りたい。」


美桜は目を逸らして小さな声で言った


「ん〜、しばらくはお家帰れないかな〜。最近美桜の体調子良かったけど疲れちゃったみたいだから少し調子を休めようね」



美優は美桜の頭を撫でた



「また治療頑張って、元気になって学校にも色んなとこにも一緒に行こうな」と頭を撫でながら悠斗は言った。




「……ねぇママ、パパ、トイレ行きたい」



みおはこういう話はあんまり好きじゃないから話題を変えた。



「点滴もう終わったから看護師さんに抜いてもらってからにしような」と言いナースコールを押した。




数分後に潤が来た