My life
第40章 脱走犯のお仕置き
そしてナースステーションへ行くと風神先生は入口のすぐ近くにいた
「ほら行っておいで」
美桜はゆっくりだが、風神先生の所へと行った
「せ…んせぃ……」
風神は美桜が読んでも振り向かず、パソコンでカルテを書いていた
「………ごめんなさい」
美桜が謝ると、風神は手の動きを止めて美桜の方に体と顔を向けて話し始めた
「なにが?…なにがゴメンなさいなの?」
「……逃げてごめんなさい」
「治療やりたくないの?先生治療頑張れない子には治療しないよ」
美桜は風神の圧で目に涙が浮かんできた
「うッヒクッ…頑張るヒクッ……ヒクッ」
「先生その言葉信じていいの?」
「ヒクッ…うんヒクッ」
「わかった。泣いてないで処置室に行ってすぐに終わらせるよ」
そして美桜は泣きながら風神の後ろを着いて行った
美桜と風神が処置室へ入ると、もう樹が準備を終わらせて、いつでも検査を始められるようになっていた
「みお〜?さっきと同じみたいに準備するよ〜」
いつもならそう言っても動かない美桜だが、今日は自分からベットに寝転んでくれた
樹は自分から寝転んだ美桜の頭を撫でた
「ゴロンできて偉いね〜!ズボンは脱げるかな〜?」
美桜は首を横に振った
「無理か…じゃあ先生が手伝ってあげるね〜」
そう言って樹は美桜のズボンとパンツを下げ、上にタオルをかけた
そして風神は美桜のお尻の方に椅子を持っていき、ゴム手袋をはめいつでも検査できる体制に入った
「今から美桜のお腹の検査と、オシッコの検査するよ」
美桜は緊張と恐怖から体に力を込めビクッとした