テキストサイズ

My life

第44章 嫌々ちゃん


湊先生の声が聞こえてきた


もう回診の時間か……


もう本当に嫌だな


湊は悠斗と話終わったあとすぐに美桜の方に近づいてきた


湊「おはよ~みおさん、ちゃんとご飯食べれて偉かったね〜!ほら今から診察するからベット移動するよ」


今は診察したくない…気分じゃないし


美桜はベットの中に潜った


湊「みおー?嫌になっちゃったかな~?嫌なことはチャチャッと終わらせようね~、ごめんね~」


そう言うと湊はベットの布団を美桜の足元までめくって美桜をお姫様抱っこして隣のベットに運んだ


湊が処置用のベットに美桜を下ろそうとすると美桜は湊の白衣を握った


湊「大丈夫、いつもと一緒だからね~」


そして湊は美桜をベットに下ろすと、準備に取り掛かった


診察の準備はほとんど隼人が終わらせておりいつでも始められるようになっていた


そして美桜のそばに隼人が来た


隼人「ズボンと下着下げるよ、ごめんね~」


湊はゴム手袋をパチッパチッとはめた


湊「先にプラグから抜いてあとはいつも通りの診察するからね~」


湊はそう言うと椅子に座り美桜のお尻の方へと近づいた


隼人は美桜の足と腰を固定した


湊「始めるよ~ちょっとごめんね~」


そう言いながら人差し指を奥まで入れた


湊「みお〜深呼吸しててね~」


美桜「んッふぅ……ふぅー……あッイタイやだぁ」


湊は美桜の深呼吸にあわせて一気にプラグを抜いた


湊「痛かったね~ごめんよ~、次はお腹の温度測るからね~」


そうして直腸専用の体温計を挿入した


美桜「ふぅ…ふぅー…んっいや」


隼人「大丈夫だよ~動かないで頑張れて美桜は偉いな~」


ピピッ


湊「38.2か~お腹痛くない?」


美桜は無言で湊の顔は見らずに頷いた


湊「ん~こっちは様子見かな。次は中見ていくからねさっきみたいに上手に深呼吸しててね」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ