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My life

第47章 ごめんなさい

湊side

涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったりく君の顔を綺麗にするために、ホットタオルをナースステーションへ取りに行った


りく「うッヒクッ…………ヒクッ……ヒクッグスン……ヒクッ泣」


りくは湊の腕の中でグズグズ泣いていた


湊がナースステーションへ入るとすぐに潤と会った


潤「泣いているのは誰かな〜?」


りく「ヒクッ……ヒクッグスン……ヒクッ」


りくは湊の白衣を握ってグズグズしていた


湊「だれかな〜?」


湊はりくの顔を優しそうな笑顔で覗いた


湊「りく君で〜す」


湊が名前を呼ぶとりくは顔を上げた


湊「りく君?潤くんが心配して来てくれたよ〜?」


りくは少しの間無言で固まった


りく「ヒクッ……じゅんくんヒクッ……ヒクッ」


潤「ん〜?りく君どうしたの〜?」


りく「ヒクッ……ごヒクッ……ヒクッごめんなさい」


潤「潤くんは怒ってないから大丈夫だよ〜?だからもう泣かないでいいからね?もう病院の中で走ったダメだよ〜(ニコッ」


潤はりくの目線を合わせて、目を見てりくの頭を撫でながら答えた


りくは「うん」と頷いた


そして潤はホットタオルでりくの顔を綺麗にした


潤「よし!りく君のお顔綺麗になったよ〜」


りく「…ありがと」


潤「どういたしまして」


潤はりくの頭を撫でたあとナースステーションの奥へと行った


湊「りく君がちゃんと謝れてお顔を綺麗になったからお部屋帰ろっか!」


りくは頷いて湊はそのまま抱っこしてりくを部屋に戻した


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