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My life

第49章 検査そして辛い処置

悠斗は美桜の部屋に着いた。美桜はまだ眠っていた

「美桜〜、起きて〜、写真撮りに行くから少し起きるよ〜」


悠斗は優しく美桜の肩をトントンとして起こした


美桜は眠そうに目を開けながら悠斗を見た

「……んっ。…おはよ…」

「おはよ、起きてすぐで悪いけど今から写真撮りに行くから車椅子に移動するよ〜」

「…写真?…」

「そうそうお腹の写真だよ、痛くないから大丈夫」

美桜はうんと頷いて車椅子に座ろうとした。するとお尻の方に激痛が走った

「ッーーーー!イッタ…」


すぐに悠斗は美桜を抱き上げベットに横にさせた


「大丈夫?座るのはやっぱり痛かったか?」


美桜はうんと頷いた


「看護師さんにストレッチャー持ってきてもらうか」


悠斗はナースコールを押してストレッチャーを持ってきてもらった。


そして美桜をストレッチャーに乗せてMRI室まで運んだ。


撮影は技師さん達に任せて俺は撮影された写真を見ていた


やっぱり昨日洗腸してるからそこまで溜まっては無いけどあるな。これぐらいなら処置自体にはあまり時間はかからなそうだ


そして俺は写真を技師さんから受け取り、湊に電話をかけた


「湊?こっちもう撮影終わったよ。そっちは?そのまま連れて行って大丈夫?」


“こっちも準備終わってるからいつでもOKだよー、それより結果どうだった?”


「昨日の洗腸のおかげでそこまで溜まってなかった。でも車椅子で移動しようとした時美桜お尻の方結構痛がってたから痛み止めの座薬入れて貰えると助かる」


“おっけー!座薬準備しとくね〜、気をつけてこっちまで来てね〜じゃまた”


電話を切ると悠斗は美桜のそばに行きストレッチャーを押しながら部屋を出た


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