テキストサイズ

My life

第51章 壮絶な夜

樹side

今は20時20分か……。20時に美桜に導尿しようと思ってたけど急な来客で時間が押してしまった


美桜の部屋へ行くと美桜はベットでぐっすり眠っていた


今日は美桜大変だったらしい。トレーニングもしばらくは中止にしないといけない


眠っている美桜の顔を見ると目は赤く腫れており、たくさん泣いたことが分かる


俺は美桜の頭を優しく撫で導尿の準備をした


ベット移し変えないとな、起きるかな?薬で眠ってるって聞いたけど起きそうな予感がするな


樹は美桜が起きないように慎重に抱き上げ、処置用のベット移した


とりあえず起きなかったな。それにしても美桜体が熱いな……


樹は大きめのブランケットを美桜にそーっとかけた


そしてズボンとパンツを脱がせて膝を立たせ美桜のあそこを消毒した


多分しばらく導尿することになるから留置でいっかな


湊はカテーテルを挿入し、パックに繋いだ


美桜のお腹からオシッコが流れてき、ちゃんとパックに溜まって言った


樹はカテーテルがズレないように固定してズボンとパンツを元通りにして足元までブランケットをかけた


ベットに戻してあげたいけど俺一人じゃ導尿パックまで持てないから誰か来るの待とうかな


せっかくここまで治療頑張ったけど振り出しに戻っちゃうかな…、また同じことをするってなると美桜の心が壊れる


どうしようかな〜、集中治療室に入れて強くない刺激でずっと刺激するか……


こっちの方が美桜の心とか精神は壊れないと思うけど、美桜的には嫌だよな……。


樹がこれからの治療計画を考えていると美桜が目を覚ました


「うッーーー。イタイ…んッハァ…あ"ッーーイタイ…ハァハ」


美桜はブランケットを握りしめ、体を丸めて唸り始めた


「美桜?お腹痛い?すぐ先生呼ぶからな大丈夫だよ」


樹はすぐにナースコールを押した

ストーリーメニュー

TOPTOPへ