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小説以外のひとりごと

第46章 おかげさまで、

2024.06.25 火曜日

「ラスト・エクソシズム 2」
2013年-アメリカ映画
原題 The Last Exorcism Part II

先日レンタルで見たスリラー映画の第二弾
前作はハンディカメラのように撮影されたPOV撮影という臨場感重視の映画でしたが、今回は通常映画の三人称撮影

結論を先にいうと、個人的な感想としてはとても面白かった!

ただ批評レビューは軒並み悪い

これはこの映画の何を求めているか、で評価が分かれるのだろうと思う
よくテレビ番組で廃病院に潜入する心霊スポット巡りのようなハンディカメラで撮影された方式をPOV方式と言って、パラノーマル・アクティビティやブレア・ウィッチ・プロジェクトなどで有名になった手法


そのやり方を使ってなかなか良く出来ていたのが前作で、
今作はその方式を止めてしまった事で一気に評価か落ちたように思う

あと昔のスリラー映画の雰囲気でじわじわ見せていくタイプなので、いわゆる殺人鬼ホラーものと違ってアクションシーンが少ないのも、見る人を選ぶ気がする

スラッシャー映画も嫌いでは無いけれど、やはりエクソシスト映画はじわじわ来て、要所要所にインパクトのある映像があればいいと個人的に思っているので、これはこれで良かった

気になることはいくつもあって、儀式を執り行う神父は唐突に登場してくるし、死んだはずのパパが蘇ったと思ったら、やっぱり何も無い、どっちかハッキリしてくれよ!とか
前回ラストの赤ちゃんとかお兄ちゃんとかガン無視かよ!
前作の見せ場のブリッジ、今回は弱くない?
前作からすぐ翌日から今作は始まるんだけど、実際の撮影は3年経ってるから主役の女の子がオトナになっちゃってるよ!とか
エクソシストって言うよりはオーメンだよね?

いろいろ考えさせられるポイントはあったけど、まだギリギリエクソシスト映画を保っていたのでその分楽しめました
(儀式をしないエクソシスト映画もありましたからね)

ちなみにこのPART2で大ゴケしたので3作目は作られませんでした


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