テキストサイズ

小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月


脳梗塞になったのは突然の出来事で前触れや予兆は無かった

その日は休みだったので昼前ぐらいに起きてシャワーを浴びた
身体を乾かすために扇風機の前に陣取りYouTubeを見ていた
次に立ち上がろうとしたら立てなくなった
意識はあるし、会話も出来る

つまり健康そうな人も突然発症する可能性があるということ


以前から胃の痛みが1年ほど続いていて胃カメラを飲んだら十二指腸潰瘍というのがわかって殺菌消毒の薬を飲んだりしていたけど、それらはあまり脳に影響がくるものではない

あくまで胃と十二指腸の保護する薬とピロリ菌を消毒するためのもの


職場の健康診断は年に1回

毎年〈脂質〉コレストロール値は高かったものの、職場の半分くらいはみんな引っかかっていて、それも毎年のことだった

一度内科に検査に行ったこともある

数値は高いものの、味の濃いものを控えて、おかずは3品から2品ぐらいに減らしてね、ぐらいのアドバイスで終わってた

薬も出なかった

たからそれ以降、脂質の数値が高くても“あぁ、またか”ぐらいに思ってたし、職場のみんなも思ってるだろう

確かに仕事終わりにスーパーに立ち寄ってフライや天ぷらの惣菜の値引きの商品を買ったり、家で映画のDVDを見る時はポテチを食べながら視聴するのがお決まりだった

ハタチぐらいならそれでも良かったのだろう

今やおじさんとなってるのにその食生活はまずかったのだろう

でも、そんな食生活の人はそんなに珍しくないと思う、みんながみんなお浸しばっかり食べて、塩胡椒の味付けをしないものを食べてるわけないと思う

現に塩分が入っていない食材を探すのはとてもひと苦労なのだから

それぐらいみんなと大きく剥離したような食生活とは思えない

つまり誰しも起こり得る事なのだ


塩分のあるものは摂取禁止

油を使った料理や脂身は摂取禁止


ストーリーメニュー

TOPTOPへ