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小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月

「小説とは勢いが大事だなぁ」


書きたいなぁ!

という欲求はあるのになかなか書き出せない

何度も最後のページを読み返して、

「次の流れはこうだぞ!」

とぼんやりした輪郭はあるのだけれど、なかなか書き出せない


いや、数行くらいは書いてみるんだけれど、

「なんかちがうな」

と諦めることがしばしば


このお話しがダメなんだったら、別のお話しの続きを書こうか!とそちらも開いてみるけど

やっぱり同じことの繰り返し


勢いって大事だな

書ける時は10ページや20ページいっきに書けてしまうのに


入院中はとても長く書けた

それこそ右腕や指が痛くなるくらい、かなりの長時間ひたすらフリック入力しまくってた

おかげで3本か4本くらいの未完作を完結まで持っていけた
あれは入院してなかったら終わらせられなかっただろうな


病院では寝たきりというわけではなかったので、普段から活動的な生活でしたから日中は忙しくしてた

リハビリや自主練などでベッドに横になってる時間なんて無かった

夕飯をとってからが創作時間だった

アダルトのほうもSFのほうもジャンル関係なく、とにかく書き殴っていた

表現の仕方とか、キャラの奥行きとか

あまり考えずに「進めていく」ことだけに集中していた


今なかなか書き出せなかったり、
1ページづつしか書けなかったりするのは持続力というか、想像力というか

とにかく勢いがのってこない


小説だけじゃない

思いついたアイデアを書き溜める「非公開ページ」のほうも全然書けてない
新作のアイデアノート的なものも進まないから、過去に残したアイデアノートを振り返っていた読むぐらいしかできてない


脳が満たされちゃってるのかな


よく腹を満腹にしてから買い出しに出かけても欲求が無くなることがあるでしょう

あれなのかな

入院中はいろいろと制限されていたから、脳が飢えていたのかな

いまはのんびり気味な生活になったので脳も飢えてないのかもしれない

皮肉なものだなぁ


このままでは日記だけの人になってしまう


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