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小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月

「脳梗塞の兆候」 その2


入院当初は正直言って、絶望しました


立てないし、トイレにも行けない
ベッドの上で寝返りをうつことも出来なかった

食事の時、入院食には箸とスプーンが付いてくるのですが、どちらも最初は持てなくて

グーと握りしめた拳ごと動かしていて、こぼしたり、すくえなかったりするので、
感情的には「絶望」しかなかったです


あとトイレも地味につらかったです

誰かを呼ばないと出来ない、
尿瓶でなんとか自分でやってみる

2週間から3週間ぐらいで、ようやく自分で点滴スタンドを支えにしながらヨタヨタ歩いてトイレに行く、という感じでしたから


特に尿瓶を使ってるとき、なんとか自分ではめて入れ終わったら看護師さんを呼んで中身を捨ててきてもらうのですが、

2日目くらいから股間の臭いが気になってきました
風呂にも入れないので、自分でウエットティッシュでおちんちんを拭くようになりました

ウェットティッシュはかなり大活躍しました

尿の後だけでなく、足の裏を拭いたり、手汗を拭いたり、食事でこぼしたりするときに口の周りを拭いたり、とかなり重宝しました


なんとかヨタヨタ歩けるようになってから大活躍したのは「タオル」と「イヤホン」です

タオルは乾拭き用と濡れタオル用の2つを常備

特に濡れタオルは朝起きたときに全身を拭いたり、リハビリトレーニングの後は汗でびっしょりになるので拭き取ったりと、1日に何度も身体を拭いてました

お風呂が4日に一度なので、濡れタオルは必須です

「イヤホン」は音楽聴いたり、YouTube見たりするときに活躍しました
なんせ娯楽が少ないし、間食も出来ないし、廊下を歩いて自主練するときも「音楽」にかなり助けられました

精神的にかなりラクになります

ボクはメタル好きなので、気分が高揚したり、頑張ろうという気持ちになりました

病院にもWi-Fi環境はあるのですが、月末月初はまったく動かなくなりますのでダウンロードアプリがオススメです
Wi-Fiが使えるうちに落としておきます


ちなみに年配の方たちはほとんどパジャマ
(男女とも)
40〜50代はバラバラで、パジャマ派やスェット派

ボクは派手派手Tシャツにハーフパンツだったので目立ってました(笑)

40〜50代の女性のパジャマ姿は少しドキドキしました(笑) 

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