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小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月

2024.07.24. 水曜日

「脳梗塞の兆候」

うちの職場は130人ほどスタッフがいてるので、誰かとすれ違うたびに「久しぶり!」とか「大丈夫?」とか声をかけられます

誰に、どこまで話をしたのか覚えてられないのですが、たいてい話題になるのは「前もって前兆があったのか?」「なった瞬間はどんな感じなのか?」を訊かれることが多いです

せっかくなのでここで自分の身に起きたことを記しておこうと思います


まずは「前兆」

これはまったくありませんでした
突然、立てなくなって、踏ん張りが効かなくなって、痺れてきました

立てない、というのは足で立ち上がろうとしても足首からふにゃっと感じで片足だけ床を踏めない

また感覚としては「まるで長時間正座していたかのような痺れ」があって「ジンジンしてる」とか「感覚が無い」「力が入らない」という具合いです

これは脳のどの血管が詰まったかで変わるので、同僚さんはボクとは全く違って
「突然喋れなくなった」
「舌の呂律がまわらなくなった」
「締まりが悪くなって飲み物が飲めなくなった」
のだそうです

また、くも膜下出血の場合は突然倒れる、意識がなくなる、という人も居てました

女性パートさんは買い物してる途中でばったり倒れて救急車で運ばれたそうです
本人も意識がなかったそうです


ボクの場合、ちょっと微妙なのが
「足が痺れたぐらいで救急車を呼ばない」
というのがとても微妙な症状でした


「あれ、おかしいな?」
「よくよく様子を見てみると、右半身がまったく動かないぞ?」
「スマホもリモコンも触れないし、コップも持てない、スプーンも持てないぞ?」

てのがわかってから、いよいよヤバそうだと気付きました

本当は発症から4時間以内なら後遺症が残りにくいそうですが、ボクの場合は7時間たってようやく救急車を呼んだので、少し麻痺が残ってるのかもしれません


入院患者のほとんどが70代から80代の高齢者の方ばかりでしたが、ときおり廊下で若い人ともすれ違うことがありました

(若いと言っても40から50代でしたが)

女性の場合は家がまわらないだろうな、と心配になりましたね

男性の場合、家はまわるでしょうが、家計の心配になります
(個人の生命保険の入院特約や、勤務先の疾病手当てなどは退院してからとか、復職してからの給付になりますから)

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