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小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月

「講演会」 その2

イスラエル(ユダヤ)がパレスチナ(イスラム)を攻撃してもアメリカやイギリスは非難するだけで制裁は課さない
(ので、やりたい放題)


イスラエルの連立政権は野党と僅差の議席

連立与党が離れると政権を得られない

連立与党はパレスチナ問題を交渉では無く、殲滅を要求


イスラエル民衆はもともとはパレスチナにも融和的だったけど、壁が出来て人の行き来や情報が途絶えてから他人事のような感覚になりつつある


そんななかで去年の10月にパレスチナのハマス(カッサ厶旅団)の越境襲撃、音楽イベントでの民間人拉致事件から、他人事のように捉えつつあったイスラエルの民衆が拉致者奪還と報復を政府に要求するようになる


民衆からも連立与党からもパレスチナ攻撃を求められる立場となったイスラエル政権はもうやめるにやめられない


パレスチナ側

報道では「ハマス」という組織がテロリストとして報じられている

現状は「ハマス」中の軍事部門「カッサム旅団」
だけどそれらは何故かメディアでは報じられていない


ハマスは軍事部門だけでなく、医療部門や教育部門なども持つ

メディアは「イスラエル対ハマス」と報道するが、実際は「イスラエル対カッサム旅団」


同じパレスチナのヨルダン川西地区は暮らしをイスラエルに握られているため、ガザ地区を支援出来ない


ガザ地区の住民は「空爆するから南部へ行け」と師事され、次に「北部へ行け」と指示される

車も無いので皆、歩いて避難するしかない

ガザ地区の南北はおよそ50キロ
東京から横浜まで歩く、
大阪市内から関空まで歩かされる


歩けるのは50代までの家族

高齢者は避難できないので居残るしかない

居残っているとハマスとみなされ攻撃を受ける

公表では「ガザ地区のハマス残党を一掃、住民には攻撃していない」と政府見解
でも残党とみなされているのは避難出来なかった住民たち


建物の80%は空爆で破壊され、住民は広場にテント暮らし
インフラは無いのでトイレ無し
雨で汚物が地中から出てきて衛生環境劣悪

世界から届けられる支援物資はイスラエル側の住民が破壊するのでガザ地区に届かない
(住民からすると拉致したり破壊活動をするテロリストに渡せないという感情)

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