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小説以外のひとりごと

第48章 2024年8月

本日の映画鑑賞 その2


本日3本目はホラー映画
「ドラキュリア」(2000)アメリカ映画
原題 Dracula2000

単なる新しいドラキュラ映画かなと思っていたら、一応原作ブラム・ストーカーの新解釈ということになってる

封印されていた棺の中から眠れる魔物が目覚め、人々を襲う
という定番スタイルの上で、なぜ十字架やキリストを嫌悪するのか、とかなぜ銀の杭を苦手とするのか、という解釈を交えながら現代版ドラキュラを作り出してます

あとやたら街の中でヘヴィロックが劇中で流れるのも現代版なのだろう

現代版もいってもすでに24年前の映画で、メーキャップ演出が多くてCGはあまり使われていない

今となっては少々古臭い

だからといって今のヒップホップはドラキュラには合わないだろうな


ちなみに本当にドラキュラがロックスターになってしまうという「クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」という映画もあったりする
こちらはあのトム・クルーズとブラッド・ピットが吸血鬼役をした「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編と言われているけど、あまり繋がりが強いとは言えない

話しは戻って「ドラキュリア」のほう

こちらは続編「〜2」「〜3」も作られているけど劇場公開ではなくビデオシリーズだそうだ

ちなみに2000年公開当時、ボクは映画館で観ているのだけれどまったく話しを覚えていなかった

なんとなく体育館みたいな場所で戦っていた記憶がうっすらある程度
あと映画館ではやたら音響効果でバンッ!と驚かせる演出が何度もあったんだけど、テレビで視聴するとあんまりジャンプスケア効果は感じられなかった

やっぱり劇場公開のほうがおもしろいのかもしれない

これでドラキュラものはコッポラ版の「ドラキュラ」、ユニバーサル版「ドラキュラZERO」、原作準拠版「デメテル号 最期の航海」と4本を短期間で見たことになる


それぞれ別々の演出があって似たものにならないのが面白い

いちばんブサイクなドラキュラが「デメテル号」なんだけど、個人的には一番面白かったかな


CG使いまくりアクション巨編は「ZERO」、
耽美な雰囲気はコッポラ、
「デメテル号」は「エイリアン」が宇宙船の密閉空間で追い詰められていくタイプの中世版といった感じかな


今日見た3本の映画でいちぱん面白かったのは「オブリビオン」かな

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