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あさいらむーんのひとりごと

第58章 2025年9月

「自宅で映画鑑賞」 その3


「ランボー 最後の戦場」2008年 アメリカ

前作「ランボー 怒りのアフガン」から20年ぶりの新作、シリーズ第4弾


ボクが小学六年生だったか、中学一年生だったかの頃、当時テレビで「ランボー」第一作を観てました

ちょうどそのころ映画館で「ランボー2 怒りの脱出」をひとりで観に行った思い出があります
 うちの母親は映画鑑賞を容認してくれていたので「映画館行ってくる」と言えばバス賃電車賃映画代ともらえたものでした

その頃はジャッキー・チェン映画だのE・Tだのグーニーズだの楽しいものが多かった

今回はテレビの深夜放送があったので鑑賞したのですが、彼女さんは「わたし戦争ものはイヤ」と言ってました


誤解のないよう説明するとジョン・ランボーは戦争から帰ってきた男が地元で差別を受けてきた物語なので、いわゆるプラトーンやプライベート・ライアンのような戦争映画では無い

確かに2作目はベトナムに行ったし3作目はアフガニスタンと紛争地帯には行ってるけどね

さて今作はミャンマー(ビルマ)でジャングルクルーズの操舵手として働いていたところ、紛争に巻き込まれていく
 という流れになってます

冒頭から中盤くらいまではとても見どころが多い映画で、やっぱりランボーはおもしろいな!と思ったのですが

川辺で行われるクライマックスの最後の戦いがなんだかアッサリしてて……

別にピンチにもなってないし、ひたすら機関銃を撃ちまくって終わるという……

エンタメ展開か希薄だったなーー


ランボーシリーズは殺害シーンや強姦シーンがあるので、ほとんどの国で年齢指定がある

日本でも15歳以上の指定

(あれ?小さい時ひとりで見れたけどな??)


スタローンいわく「指定がつくぐらいこの映画は現実味があるんだ」なのだそうだ


それは


なんとなくわかる


サディスティックとかエロティックとかを入れたいわけじゃない
現実の紛争地の被害者は劣悪な状況にある、ということだ

ボクが書いた小説「浮遊空母」はガンダム世界の二次創作なんだけど、やはりレイプや殺害シーンがある

こーゆー状況になったら、こーなっちゃうよな

余談

ミャンマーという国名は軍隊政府側の呼び名で、反乱軍、旧政府側はビルマと呼ぶのだそう


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