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あさいらむーんのひとりごと

第59章 2025年10月

「クローン人間の話し」


今書いてるSF小説「クローン人間は同じ夢を見るのか」

はタイトル通りクローン人間である女の子を取り巻く人たちの物語りです


主人公はラーズというパイロットですが、ある日出会った少女に運命を大きく変えられていきます


この物語りの中にはたくさんの彼女のクローンが出てきます

もともと家族の姉妹はすべてクローン

物語りの発端となる“月から降りてきた船”にも眠れるクローン少女たち

さらに敵側にもクローン体が出てきます


もともとクローン少女たちは個別認識を持っておらず働きアリのような集団行動をとる存在でしたが、


ひとりの少女がラーズと行動を共にすることにより少しづつ自我が目覚めつつある

味方側の少女は周りから〈ローズ〉と呼ばれるようになります
これはラーズ君のファミリーネームから取られました


さらに敵側のクローン体は周囲から〈キアラ〉と呼ばれます


また、この「クローン人間は同じ夢を見るのか」の前日譚となるのが、月から降りてきた船のお話し

それが「月のウサギは青い星の瞳をしているのか」という小説です


こちらは船の中に眠っていたクローン少女が月のパイロットと出会いを逃亡する物語りです


そしてここに登場するクローン少女も自分のことを〈キアラの不完全体〉と称します


こちらの前日譚もクローン少女〈キアラ〉は主人公ではなく、あくまで主人公はパイロットの少年スコット君でした


クローン人間〈キアラ〉をめぐって、さまざまな人間たちが敵味方問わず戦いに巻き込まれていく、といった内容になっています


そしてこの〈キアラ〉というクローン少女は
拙作「浮遊空母〜ぼくの冷たい翼〜」に登場するキャラクターとなっています


こちらではあくまで数回のパートにだけ登場するキャラクターとなっており、ストーリー全体の主軸にはなっていませんが、ラストシーンは彼女たちの復讐が幕を下ろしたところでお話しもおしまい、となったのである意味〈第二の主人公〉と言えるかもしれません


そしてこのクローン少女の元ネタは「ガンダムダブルゼータ」に登場するエルピー・プルです

キアラ誕生当時はただの強化人間のような特殊なタイプでしたが、いつの間にか悲しいバックボーンがあるクローン少女という強烈な個性が生まれ後日談を書いている次第です

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