カッコ悪い俺ら
第5章 エアコンと合鍵
「―――――もう、関わりたく無いの…」
「―――――はぃ?」
「まだ、学生の颯太といたら……嫌でもあの家族と関わってしまう!
あの家族から早く離れたかった!!!なのに、マンション売却するから、颯太を預かれだなんて!!」
「///お姉さんは、颯太が嫌い……なんですか?」
お姉さんは、首をふる
「///嫌いじゃない!あの家で……まともなのは颯太ぐらいだもの!!!」
なら……なんで…
「ダメなの――――……颯太と一緒にいると…私まで…あの人達に監視されてるみたいで…気が狂いそうになるの!!!
子どもなんか…興味ないし、離婚したら捨てる癖に――――…親のふりして…監視はする」
昨日――――…颯太の親父さんが来たことを思い出す