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カッコ悪い俺ら

第3章 コイツの存在…



「ハハハハ!うける!」



――――――――――――……どこが…可愛い声で…安心するだ…



俺は、テレビを、見て大笑いしている主の正体に…


ガッカリと言うか――――…なんと言うか…




銀紙を奥歯で噛み締めた時のような……



いギギギギ~~~~…っと言う…



なんとも言えぬ敗北感と苦々しさを経験する…













「――――…今――――何時……?」



寝起きで…声がガサガサだが――――…



ソファに寄りかかりテレビを見ていた利弘には、届いた――――――――…






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