
カッコ悪い俺ら
第3章 コイツの存在…
「お?颯太、起きたか?!
あ~、8時だぞ――――!寝すぎじゃね?」
8時――――……
8時!?!
俺は、ソファから起き!ケラケラ笑う利弘をみる…
「―――――――まだ…要るんだ――――…お前…自由だな」
「あ~~…このまま…泊まっていい?
明日はど~~せ!日曜日だしさ!な?バイトも無いんだろ?いいじゃ~~ん?」
はぁ…?
まだ、俺は――――寝ぼけてるのか?
利弘が、すっげぇ…迷惑な事言ってる気がする――――…
「………………はい?」
「あ~~、腹減らね?コンビニ…行こうぜ!」
いや――――…寝ぼけてね~や…
でも、いつもは一人のこの部屋が――――…
暖かく感じる…
一人より……いいのか?
