
カッコ悪い俺ら
第3章 コイツの存在…
利弘は、俺のシャツを着て――――…ソファでスマホを操作している…
誰かと連絡とってるのか――――…知らないが…
「へ~…」とか、「了解っと!」と、メール?LINE?の文章を打ちながら声に出しているところが…利弘らしなぁって――――…思った…
そして、
そろそろ…眠くなってきたのか――――…
アクビを2・3回した
「利弘――――…寝るか?」
「あぁ――――…流石に…眠い――――…」
俺は、リビングを少し片付けて……
ソファでうとうとする利弘と――――…
寝室に向かった――――…
なんか…変な気分だ――――…
さっきまでは、全くドキドキしなかったのに――――…
人差し指が……熱を持ち――――…俺を…ドキドキさせる
