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Biastophilia💋

第1章 Biastophilia






それは虚無感で一杯だった私の中に突如、ふっと現れたの。



もっと酷くされたい。
複数人に犯されたい。
所有物のように犯されたい。
もっとして、もっと乱暴にしてって。



だから性的オーガズムは性感帯を強制的に刺激されて迎えたんじゃない。


私を優しく愛撫していた彼の姿が豹変して、
馬乗りになって腰を振っている時、

ゴムも無しに膣内に大量の精液を放たれる時


私はただの、彼の玩具なんだと理解して


恐怖と歓喜でイッたの。


何回も


前後不覚になって、意識が途絶えるまでずっとね。




決して私はその時、おねだりしなかった。


でもその選択肢はよく考えてみれば正しかったの。


彼はセックスの最中に何度も言っていた。




「恐怖に歪められた君の顔が最高だ」って。



彼は恐怖心を植え付けて、女性を犯す事に至上の喜びを感じていたのよ。





意識が飛ぶまで犯されていたけど、軽く頬を叩かれて私は覚醒した。

全然覚えてないけど、彼は後半スマホで私の事を録画していたみたい。


その動画を私に見せながらこう言ったの。


この動画1つで君の輝かしい人生が台無しになるのは馬鹿馬鹿しいよね?
お互いの未来の為にも、この事は誰にも言ってはいけないよ。
そうすれば、また君は普通の学生に戻れる。
出来るよね?って。


とても優しい声で私の事を脅迫した。



私は首を縦に振って頷いたの。




そうして私達は何事も無かったのように別れた。
少しくしゃくしゃになっただけの制服は、男の歯形と性液がこびり付いた私の身体を隠してくれた。


でも下半身には何一つ傷跡が見当たらない。


だから、一見すると誰も気付かない。
加えてラッキーな事に、両親達は私に無関心。


少々帰宅時間が遅れても、
いつもと変わらない表情で家に帰れば、
レイプされた事なんて分からない。



例えあの男が、私を置き去りにして逃走した所で、被害届を出すつもりは無かった。



どうしてかって?




またあの男に会いたかったから。




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