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大学の入学式が　終わった後
逃げる様に　お家に　帰って来た。

慌てて　ドアを開けるけど…
いつも　出迎えてくれる　紫優くんが　居ない。


『お帰り　詩史。』って
柔らかく　笑ってくれる　紫優くんに
いつの間にか　安心しきって　いたんだ　と
気がつく。


帰って来るのは　明日？
そんなの　時間が　長過ぎるよ…

いつの間にか　目に　涙が　溜まってた。

寂しい…！　寂しい　寂しい！！！
いつもみたいに　抱きしめて？


紫優くんの部屋のドアを　ノックして
返事が無いのに　勝手に　侵入する。

紫優くんの　ベッドに　潜り込んで
布団に　ぎゅっと　抱きついた。

…紫優くんの匂いが　する。

「しぅ　くん…」

布団に　擦りついて　名前を　呼んでみると
その布団が　紫優くんに　思えてきて…

「しぅくん　しぅ…」

名前を　呼びながら　キスをして
身体を　布団に　擦り付けた。

動きにくくて…

スーツを　脱いで　ストッキングも　脱いだ。

ブラジャーも外してから　着替えが無い事に
気がつく。

紫優くんの部屋着を　借りようと
部屋を　見渡すと…
姿見に写った　自分を　見つけてしまった。

ドキ…ッ！

肌全体に　くっきりと　赤い
キスマークの　花吹雪。

『詩史…　詩史…　大好きだよ…』

昨日　　何度も　名前を　呼ばれながら
紫優くんに　キスマークを　刻まれた。

『痛い　よぉ…』

泣いて　離して欲しいと　頼んだのに
離して　くれなかった。

痛みと　キスマークを　刻まれながら
胸の頂きや　蕾を　可愛がられて…
沢山　蜜を溢して　啼いた事を　思い出した。


ゾクッ…！

「ぁ…！」

思わず　身震いして　声が　漏れた。

とろ…っと　　蜜が　零れた？

ショーツに　手を忍ばせて…
潤んで　気持ち悪い部分を　確認する。

潤みを　発見すると　触れた場所が
気持ち良くて…

「っは…　♡」

指の動きが　止められなくなった。

「っあ…　し…うぅ…！」

紫優くんの名前を　呼びながら
無意識に　胸の頂きに　触れていた。

「っあ♡　は…♡」

紫優くんが　よく　調教した　この身体は
とても　敏感だ。


自慰行為…　なんて
紫優くんが　毎日の様に　触れてくるから
全然　シた事　無かったけど…　気持ちぃ！

飼い主の　名前を呼んで　　啼き濡れた。