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飼い猫 🐈‍⬛🐾

第86章 追記

家に着いたのは
日付けが 変わってしまった 深夜。

それでも 早く 帰りたかった。

愛猫を 慣れない土地に
独りにしてしまう 不安。

猫は 環境の変化が 苦手でしょう?

寂しくて 泣いて いないかな…?


ドアを開けると…
玄関に 詩史のパンプスが 散らばっていた。

いつも 几帳面な 詩史が…? と
嫌な予感を 募らせた。

部屋は 真っ暗で
リビングにも 詩史の部屋にも
詩史を 見つける事が 出来なかった。

お風呂? ベランダ?
どこに 居るんだ?

焦りつつ…
自分の部屋に 荷物を 下ろしに行く。

電気を 点けると
暗かった部屋が 照らされて…
ベッドの 布団が 盛り上がっている事に
気がついた。

「詩史…?」

何だ… こんな所に いたのか… と
ホッと 心を 撫で下ろす。

ベッドに 近づくと 布団に埋もれて
すやすやと 寝息をたてる 詩史を 見つけた。


まったく…!
人の心配も 知らないで 寝入っちゃって。

…大丈夫 だったのか ?


頭を 撫でて
愛猫のおでこに キスをする。

首を伝って 肩を撫でる と…

「…?」

素肌?

掌に感じた 温もりに 驚く。

布団を 少し 退けると
どこまでも 肌色で…

思わず 布団を 手放した。


し… ししししし… 詩史さん???
なんで 服 着てないんですか?!!!

慌てて… 後退る。
真っ赤になった顔を 押さえて
落ち着け… と 言い聞かせる。

なんで …っ?


よく見ると 詩史の胸には 
この前 プレゼントした ニップルネックレス。

頂きを 摘んでいて とても 厭らしい。

近くには 何種類か 玩具が 転がっていた。


あの 清楚な詩史が…
俺の 布団で 玩具遊びを…?

下半身が 一気に 熱くなる。


あぁ…
勝手に 飼い主の部屋に 入って
こんなに 玩具箱を ひっくり返して
快楽に 老け込む なんて…!

詩史は 随分と
悪い猫ちゃんに なったものだ !


理想 以上に 育ってくれた詩史に
感激の 身震いを 覚える。

a perfect woman!



詩史に 覆い被さって
舌を突き出して 詩史の可愛い唇を
唾液で濡らして 唇を 奪った。

リングに 摘まれた 可愛い頂きを
指と舌で 愛撫してあげると

愛猫は 睫毛を揺らした。
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