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再婚

第3章 再び

続けて、優香は、

「あ!そうそう!そういえば、疲れの取れるストレッチ知ってるって言ったわよね!もう一回やってくれない?」

と言った。俺は、

「良いけど…、良いの?」

と言った。すると、優香は、

「ストレッチ教えてくれるんでしょ!いいわよ!」

と言った。俺は、「じゃー、ここに座って!」

と言った。優香は、俺の言う通りにソファーに座った。

俺は、

「それじゃー、腕を上に伸ばして背筋を伸ばして、手を組んでもらえる?」

と、言った。優香は、

「こうよね!」

と、指示通りのポーズを取った。俺は、

「その次は…。あれ?こんなところにガムテープが…。偶然…。使わせてもらおうかな!」

と言うと、優香は、

「後で荷造りするから置いておいたの!」

と言った。俺は、テーブルの上にあるガムテープを取ると、

「この前と同じように…。」

と言って、優香の手首をぐるぐる巻にした。

前回と違って優香は、されるがまま全く動じない。

こういう展開を予想していたのだ。

というより、むしろそういう展開に誘導したとも思える。

俺は、

「実際のところ、ストレッチというより、マッサージと言った方が適切な表現かもしれないけど…!」

と言うと、優香は、

「そうね!マッサージね!あれは…!」

と言った。俺は、

「じゃー!おばさん。そのままゆっくりソファーに横になって腕を真っ直ぐ上に伸ばしてくれるかな?」

と言うと、優香は、指示に従い、ソファーの中央付近まで、お尻を移動すると、仰向けに横になった。

俺は、

「今日は、これ以上の拘束はしないから…。」

と言うと、優香は、

「私はこの前と同じでも良いわよ!でも、あなたが手間よね!私が自主的にこの前と同じ格好をするから…。」

と言って、腕を頭の上に伸ばし、脚も揃えて伸ばした。



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