もうLOVEっ! ハニー!
第3章 追いかけてきた過去
添い寝を申し出た美弥を丁重に断り、シャワーを済ませる。
濡れた髪のままベッドに倒れ込んだ。
熱い。
寒い。
矛盾するこの体。
つばるの視線を思い出す。
何を言いかけたんだろう。
あの時。
気にする必要もないのに。
明日からは、食堂を共にする。
想像がつかない。
あのつばると。
どうしよう。
どんな顔して。
どんな会話して。
出来るわけがない。
怖い。
ポーン。
チャイムが鳴った。
来客を告げるチャイム。
時間を確認する。
十時半。
そろそろお開きした頃でしょうか。
力なく返事をして扉を開ける。
美弥さんかなと予想して。
「はい?」
「やっぱり、お前だよな」
どうして……
目を見開く。
息が止まる。
さっきと変わらない服で。
さっきと変わらない空気で。
早乙女つばるが立っていた。
なんで、明日まで待ってくれないんですか。
神様。
心の準備さえ、くれないのですか。
呆然とする私を押しのけ、中に入り扉を閉める。
鍵まで。
「な、なんで……」
「まさか兄貴だけじゃなくて、お前までここにいるなんて」
それは私が三十倍ほど思ってます。
上手く動かない足で後ろに下がる。
濡れた髪のままベッドに倒れ込んだ。
熱い。
寒い。
矛盾するこの体。
つばるの視線を思い出す。
何を言いかけたんだろう。
あの時。
気にする必要もないのに。
明日からは、食堂を共にする。
想像がつかない。
あのつばると。
どうしよう。
どんな顔して。
どんな会話して。
出来るわけがない。
怖い。
ポーン。
チャイムが鳴った。
来客を告げるチャイム。
時間を確認する。
十時半。
そろそろお開きした頃でしょうか。
力なく返事をして扉を開ける。
美弥さんかなと予想して。
「はい?」
「やっぱり、お前だよな」
どうして……
目を見開く。
息が止まる。
さっきと変わらない服で。
さっきと変わらない空気で。
早乙女つばるが立っていた。
なんで、明日まで待ってくれないんですか。
神様。
心の準備さえ、くれないのですか。
呆然とする私を押しのけ、中に入り扉を閉める。
鍵まで。
「な、なんで……」
「まさか兄貴だけじゃなくて、お前までここにいるなんて」
それは私が三十倍ほど思ってます。
上手く動かない足で後ろに下がる。