僕は魔女にはなれない!
第7章 魔女の力
「よし!」
僕は気合いを入れて本を見ながら呪文を唱える!
「レワカロイロクロイミカレワカ」
手を白夜の頭にかざしながら――――・・・手始めに灰色の髪の毛を黒色に染めてみる!
「お!夢路・・・本当に【魔女】みたいだな」
僕は白夜に手をかざしながら・・・うぐぐ~っと変な感覚になる
【魔女】じゃないだろ~・・・
すると――――・・・
白夜の髪がサワサワ~っと風もないのに揺れ始め――――・・・
「おい!マサル!!お前今変なこと考えただろ!!なんで!俺様の頭が紫になってんだよ!何処の気違いヤンキーだコラ!!」
風になびいた白夜の髪は――――・・・えげつない紫に変色していた!
「プッ――――!白夜・・・///似合ってるよ?」
「はぁ!!前田!!んな訳ね――――だろぅが!!」
僕は失敗した!!
が、口の悪い白夜には似合っている気がする
「ごめん!も、もう一回!」
結局――――・・・3回目でやっと白夜の髪は黒く染まった