僕は魔女にはなれない!
第9章 魔女界へようこそ!
「大丈夫よ、茶子――――・・・マサルと話がしたいの」
「はい――――・・・」
女王の一言で僕たちを遮っていた手を引く茶子さん・・・
「茶子さんも――――・・・魔女界を追放されたって・・・言ってなかった?」
僕は少し裏切られた気分になり――――・・・寂しくなった
「茶子は――――・・・私の叔母でもあるの・・・
マサルを殺すか――――・・・追放するかであの時は本当に大変だったの・・・」
「夢路を――――・・・殺すか?」
「僕が生まれた時・・・そんな事になっていたの?」
自分が殺されかかっていたとは・・・背中がゾワッとした